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2021年度 島根県公立高校の合格発表より 

毎年、出雲地域の県立高校6校の合格者の受験番号リストを分析して、次年度の参考にしています。

合格者の人数だけでは見えてこないことが分かります。

たとえば、
大社高校の体育科 
募集定員36人
 推薦内定 23人
 一般募集 13人 (出願14人、辞退2人、受験12人、合格13人)

受験したのが、12人で募集定員より少ないので、1人は、普通からの第二志望合格と考える。

ところが一般選抜の仕組みにより、第二志望から3名合格し、第一志望の2名が不合格になった。

(通常)
 募集定員36人の8割(推薦内定者を含む)となる29人まで第一志望者を優先する。
 一般入試では、6人が優先枠で残り7人は、普通科からの第二志望を含めた中から合格者が決まる。
 この場合7人が、普通科からの第二志望で合格する可能性があった。

しかしそうならなかった。なぜか。

今回、2名の辞退・欠席者がでたことで、条件が変わったのだ。

受験者が入学定員に満たない場合、受験者の80%が第一志望優先枠となる

36人の定員に対し、推薦23人+受験12人=35人となり定員割れとなった。
そのため、受験者の80%条件が適用され、10人が第一志望優先枠となる。
そして、残り3人が第二志望を含む判定になったのだ。

合格通知をもらうまで決して油断をしてはいけない事例です。

🌸大社高校 体育科 1名合格🌸

 <合格後 保護者様からのLINEより>
  昨年は、成績が安定せず、志望校もなかなか迷いました。
  なかなか勉強へ向かず。。。で困りました。
  今となって言えるのは、サッカーがあったから勉強をしていました。
  なかったら勉強には向かえてないです。。。

12月より毎週土曜日に実施していた数学・理科の過去問演習&解説の記録より抜粋
 年末の過去問演習(100点満点)  数学28点、理科26点
 1月30日過去問演習(100点満点) 数学48点、理科42点
 2月27日過去問演習(50点満点)  数学29点、理科37点
 
採点を疑うほど数学と理科だけなら、普通科レベルまでレベルアップ。

県大会の決勝を経て、選手権の試合を見て大社高校でサッカーをやりたいと思った子は、沢山いると思います。近年、高倍率の大社高校でサッカーをするためには、圧倒的な技術で推薦を勝ち取るか、サッカーの技術+学力で合格を勝ち取るしかない。

普通科が高倍率になればなるほど、体育科を試験で突破するためには、普通科並みの学力が必要になるのかもしれません。

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